NEWS
ニュース
2024.07.02
スマートホームの標準規格団体 Connectivity Standards Alliance日本支部会長にX-HEMISTRY CEO 新貝が就任
2024年6月27日、スマートホームに関する事業開発のコンサルティングおよび伴走支援を行うX-HEMISTRY株式会社(本社:東京都、代表取締役CEO:新貝 文将、以下当社)は、スマートホーム分野における無線通信規格標準化団体Connectivity Standards Alliance(本部:アメリカ合衆国、以下 アライアンス)が立ち上げた「Connectivity Standards Alliance 日本支部」の会長に当社代表の新貝文将が正式に選任されたので、お知らせします。
◾️日本支部リーダーシップメンバー
2024年6月に開催されたアライアンス内の役員選任選挙を通じて、以下メンバーがConnectivity Standards Alliance日本支部のリーダーシップメンバーに正式に選任されました。
【リーダーシップメンバー 一覧】 ※敬称略
チェアマン :X-HEMISTRY株式会社 新貝 文将(しんがい ふみまさ)
バイスチェアマン:パナソニック株式会社 中村 成貴(なかむら しげき)
セクレタリー :アリオン株式会社 三島 デンバー(みしま デンバー)
Matter TIGチェア:mui Lab株式会社 佐藤 宗彦(さとう むねひこ)
◾️Connectivity Standards Alliance日本支部で実施すること
アライアンスでは世界各地で定期的にメンバーミーティングが開催していますが、海外での開催のためアライアンスに加盟していてもメンバーミーティングに参加できない日本企業が多く、それらの企業は情報収集に課題を抱えておりました。日本支部の活動を通して、アライアンスで標準化が進められているMatterやAliroをはじめとした標準規格や活動内容を日本支部に加盟している企業間で情報共有していく予定です。さらに、日本支部設立を機に、日本支部内に技術的な取り組みとしてMatterに関する技術部会、Matter Technical Interest Group(以下Matter TIG)を設立しました。Matter TIGを通じて、Matterに関連する技術共有や日本発の仕様提言なども検討しています。
また、同アライアンスの活動内容やMatterをはじめとした取り組みの認知を日本市場で高めていく活動も行います。アライアンスはApple、Google、Amazonなどの大手企業をはじめ、世界中から700社以上の企業が加盟しておりますが、日本からの加盟企業は20数社程度と海外諸国と比較すると非常に少ないのが現状です。新たにアライアンスへの取り組みに賛同し、加盟していただけるように認知向上に努め、日本企業の加盟が増えるよう取り組んで参ります。
◾️新貝のコメント
ユーザーの方々のスマートホーム体験の向上のためにも、スマートホームの普及のためにも、スマートホーム規格の標準化は避けられないと考えています。本アライアンスはまさに業界の発展のために世界中の企業が手を合わせて標準化を進めています。ヨーロッパや中国に続き、日本にアライアンスの新しい支部を設立することを発表できることを嬉しく思います。世界的にスマートホーム市場が成長していく中で、日本のスマートホーム市場に大きな成長の余地があることに加え認知も高まっており、多くの企業がスマートホームへの取り組み始めております。アライアンスは、MatterやAliroをはじめとしてスマートホーム技術を標準化する活動の最前線に立っており、多様な企業がグローバルに参加しています。日本支部の設立により、アライアンスが進める様々な取り組みを、日本国内のメンバー企業間での情報共有及び普及を図る枠組みが整いました。日本支部では、基本的な共通言語として日本語を使用し、定期的な情報交換を通じて、メンバー間の連携を強化します。このグローバルなプロジェクトに対して関心を持つ日本の企業や貢献を希望する企業の皆様の参加を心より歓迎いたします。
詳細はプレスリリースを御覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000119345.html