んにちは!X-HEMISTRYのRivaです。
今週は、国際コンシューマ・エレクトロニクス展 IFA 2023で発表された最新ニュースをお届けします!
WelcomeIFA is the world’s largest consumer electronics and home applwww.ifa-berlin.com
目次
- Tado:「Tado Heat Pump Connector」発表
- Philips Hue発表
- Philips Hue:新しいスマートライトから待望のMatterアップデートまで
- Philips Hue:セキュリティカメラとコンタクトセンサーが新登場
- 最後に
Tado:「Tado Heat Pump Connector」発表
Tado adds Heat Pump Connector to its smart heating systemTado has unveiled the latest option in its ever increasing awww.the-ambient.com
Tadoが新たに「Tado Heat Pump Connector」というスマートヒートポンプ接続デバイスを公開しました。この新製品は、家の中のラジエーターを使って、ヒートポンプで加熱する「Air to Water」(ヒートポンプ式温水暖房機)システム向けに設計されています。これまでのTadoは「Air to Air」(空気熱利用ヒートポンプ)システムに対応していましたが、この新しいコネクターは、ボイラーではなくヒートポンプで動作するシステムに特化しています。さらに、VaillantやAtlantic、Saunier Duval、Fujitsuなど、多くのブランドと互換性があります。
このコネクターを使用するためには、Tadoのブリッジが必要ですが、これによりTadoアプリを通じてスマートなスケジュールを設定したり、加熱や温水の詳細なコントロールが可能になります。
さらに、Tadoは新しい「Tado Balance Heat Pump」機能もアプリに追加しました。これにより、ヒートポンプの動作をより効率的にコントロールすることができます。特にヨーロッパ本土のようなエネルギー価が大きく変動する場所では、大きな節約が期待できます。
また、TadoはIFA 2023で、ドイツをはじめとするヨーロッパの市場で自社のaWATTar電気料金も導入しました。
aWATTar – Energy in Sync with NatureaWATTar ist der wohl innovativste Stromanbieter Österreichs.www.awattar.at
ユーザーは時間ごとの料金プランを選ぶことで、ヨーロッパエネルギー取引所の価格変動から恩恵を受けることが多くなるでしょう。
最後に、Tadoはベルリンのエキスポで新しい無料アプリ「Smart Charging」を発表しました。これは、家庭用電気車充電ステーション向けのスマートソリューションで、TeslaやVolkswagen、Mercedesなどの電気車とも互換性があります。
tado° Smart ChargingCharge your electric car in a smart way and pay less for youapps.apple.com
Philips Hue発表
Philips Hue:新しいスマートライトから待望のMatterアップデートまで
Philips Hue unveils new lights, plus news about its Matter updateBesides its new security cameras, Philips Hue had some new smwww.techhive.com
話題沸騰中のPhilips Hueから、IFA展示会で新しい製品ラインナップが登場しました!
まずは、代表的な商品であるスマート照明に関する情報からご紹介します。
多くのファンが待ち望んでいた、スマート照明がMatter対応する時期が明らかになりました。Philips Hueは、このアップデートを今年初めに予定していましたが、少し遅れて9月にリリースされるとのことです。このアップデートにより、Hueの多くの製品がMatter対応することになります。
次に、新製品の紹介です。「Festavia」シリーズのストリップライトがアップデートされ、屋外での使用に耐えられるようになりました。新たな照明効果である「Prism」「Glisten」「Opal」が、Festaviaで利用できます。
その他、MR16スポットライト、ライティングレール照明システム「Perifo」、光がより拡散する天井照明「Centris」が登場しました。
Philips Hue:セキュリティカメラとコンタクトセンサーが新登場
Philips Hue debuts security cameras and a contact sensorAfter weeks of rumors, Philips Hue officially made its move iwww.techhive.com
Philips Hueがついに家庭向けセキュリティ分野に進出しました。ベルリンのIFAで、3種類のセキュリティカメラとコンタクトセンサーを発表しました。
この新しいセキュリティカメラは、価格はやや高めですが、プライバシーの強化や、Hueのスマート照明との連携が可能です。カメラには、有線型、バッテリー駆動型、スポットライト付きの3種類があり、いずれも1080pのビデオ品質、夜間モード、双方向の音声通話機能を備えています。
特筆すべきは、これらのカメラにAIが搭載されていることです。人やペット、車、荷物の検出ができ、すべての映像はエンドツーエンドの暗号化で第三者から保護されます。また、Hueアプリ内で、誰が映像やカメラの設定にアクセスできるかを選択できます。
新しい「Hue Secure」ラインナップには、ドアや窓、キャビネットに取り付けるコンタクトセンサーが含まれます。このセンサーは、2つの部品から成り、部品間の磁場が途切れると、通知を送ります。
また、カメラやコンタクトセンサーを、既存のHueセットアップと統合する方法も強調されました。例えば、Hueカメラが非アクティブの時は通常のモーションセンサーとして動作し、部屋に人が出入りすると照明をオン/オフします。
有線型、バッテリー駆動型、スポットライト付きのカメラの商品価格はそれぞれ、199.99ドル、249ドル、349.99ドルです。コンタクトセンサーは39.99ドルです(2パックで69.99ドル)。
映像をクラウドに保存するための有料プランも提供されています。
最後に
待望のPhilips Hueセキュリティカメラがようやく発表されました。
漆黒のデザインは非常にシックで、かわいいと思います!気に入りました。
スポットライト付きのカメラには、プロ仕様のライトが搭載されているようです。どのような映像を捉えるのか、非常に楽しみにしています。
カメラとスマート照明の連携方法など、製品を手にするまでは不明な点も残りますが、大いに期待を感じられますね。