スマートホームのプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今回もIFA2023からのトピックで記事を書いてみたい。
ポータブルプロジェクターThe Freestyleも日本展開して欲しい製品の一つ。
popIn Aladdinが日本では人気を博しているが、Samsungが放つThe Freestyleは日本を軽々周回遅れにしてしまった。
元と、CES2022で発表された商品だが、今回は早くも第二世代が展示。
The Freestyelの特徴は下記の通り。
スペックとしては、1080pの解像度でHDR信号にも対応しているが、ズームやレンズシフトがなく、スクリーンや壁にプロジェクターを物理的に近づけたり遠ざけたりすることで投影画像を大きくしたり小さくしたりすることができる(30インチ〜100インチまで対応)。定格20,000時間、550ルーメンだが、第一世代のレビューだと実際は550ルーメンよりも暗いという評価があるので、第二世代ではどこまで改善されているのかも焦点。
USB-C給電となるが50Wの入力が必要でバッテリーは搭載されていない。
壁やスクリーンに対して角度がついた状態で投影しても自動で台形補正されるが、補正速度は非常スピーディーらしく、角度を自動感知した上で素早くスクリーンに長方形の画像が映し出される。
他の家電同様Tizenが内蔵されているためスマホやパソコンがなくてもYouTube、Netflix、Disney Plusなどのストリーミングコンテンツを再生でき、BixbyとAlexaが内蔵されているため、音声コマンドでプロジェクターを操作することもできる。
音声は5ワットのスピーカー内蔵されていて “360サウンド “を生成し、本体からから全方向に音が放射される。
内蔵スピーカーに物足りなければ、Bluetoothスピーカーを接続することもできるのでSonos Moveなどから音声を出力することもできる。
AirPlay 2がサポートされているので、Apple製品との相性も良く、Macなどのディスプレイとしても機能する。どこにでも投影できるので、ホテルなどでもラップトップの横の壁に30インチの画像を投影できたりもする(Micro HDMIポート経由でPCやMacを直接接続することも)。
以下、Samsungの公式PVたち
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著者 : 新貝 文将
スマートホームに特化したコンサルティングサービスを提供するスマートホームのプロ集団X-HEMISTRY株式会社の代表取締役。
2013年から東急グループでスマートホームサービスIintelligent HOMEの事業立ち上げを牽引し、Connected Design株式会社の代表取締役に就任。
2018年には株式会社アクセルラボの取締役 COO/CPOとして、SpaceCoreサービスの立ち上げを牽引。
2019年秋にX-HEMISTRY株式会社を設立。スマートホーム事業に関連するノウハウを惜しみなく提供する形で、多くの日本企業向けにスマートホーム事業のノウハウを伝授しつつ、数々のスマートホーム事業企画/立ち上げにも寄与。
リビングテック協会発行「スマートホームカオスマップ」の製作にも深く関わり、スマートホームのエキスパートとして日本のスマートホーム業界で認知されている。
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