こんにちは!X-HEMISTRYマーケ担当のRivaです。
今週の目玉ニュースは、GPT搭載のセキュリティカメラです!
既に人や動物も認識できるAIカメラがさらなる進化する予感がします。
目次
- Matter関連
- 「Matter 1.2」リリース、新たに冷蔵庫や洗濯機などをサポート
- 防犯カメラ
- TP-Link:手のひらサイズで多機能、Tapo C120が新たなスマートホームセキュリティカメラを発表
- Psync Camera Genie S:世界初GPT搭載セキュリティカメラ
- 最後に
- スマートホームに精通する専門家集団によるスマートホームコラム
- 「スマートホーム」については【X-HEMISTRY】へご相談ください
- スマートホーム事業に特化したプロ集団
Matter関連
「Matter 1.2」リリース、新たに冷蔵庫や洗濯機などをサポート
Matter 1.2 adds support for robot vacuums, fridges, and more | Digital TrendsThe Matter 1.2 update is now available, bringing the interopewww.digitaltrends.com
スマートホームの共通規格であるMatterが10月23日に1.2にアップデートされました。このアップデートにより、冷蔵庫、食器洗い機、洗濯機、空気清浄機、ロボット掃除機など、9種類以上の新しいデバイスタイプがMatterに対応するようになりました。以前から異なるエコシステムの製品を接続する能力で評価されていたMatterですが、ローンチ当初は照明・プラグ・センサーなどの少数のデバイスタイプしかサポートしていませんでした。
今回のアップデートにより、Matterは以下のスマートホームデバイスタイプに対応を拡大しました。
Matter1.2で追加された対応スマートホームデバイスタイプ
①冷蔵庫
②食器洗い機
③洗濯機
④空気清浄機
⑤室内エアコン
⑥ロボット掃除機
⑦扇風機
⑧空気品質センサー
⑨煙と一酸化炭素アラーム
Matter 1.2では対応機器種の追加だけでなく、基盤となるソフトウェアのコア改善も行っています。例えば、プログラムの助けになるセマンティックタグの使用や、新しいデバイスタイプを簡単に追加できるようになりました。ソフトウェアはアップデートしていくものですが、今回のMatter1.2のリリースにより、今後のアップデートは間違いなく加速していくでしょう。
実際に2024年に向けて、Matterチームはさらに大きなアップデートを行う予定です。Connectivity Standards Allianceの公式ブログによると、Matterは急速なペースで拡大を続けることが予想されています。次の年には2つの新しいアップデートが行われ、さらに多くのデバイスタイプが追加され、新たな分野に進出することが期待されています。
防犯カメラ
TP-Link:手のひらサイズで多機能、Tapo C120が新たなスマートホームセキュリティカメラを発表
TP-Link’s teeny-tiny security camera offers a lot for very littleThis budget indoor / outdoor camera from Tapo can be a pet cawww.theverge.com
TP-LinkのスマートホームブランドであるTapoは、Tapo C120を発売しており、ホームセキュリティカメラ市場での存在感を強めています。このカメラは手のひらに乗るコンパクトサイズであり、IP66の防水防塵機能を持つので屋内外で使用することができます。
Tapo C120の価格は39.99ドルであり、2Kビデオ、ローカルストレージだけでなく、無料の人物・ペット・車両検出機能を提供する予定となっています。類似サービスを提供しているBlinkの屋外カメラは99ドルからとなっており、ローカルストレージは追加のハードウェアが必要で、人物検出にも追加料金がかかります。他にも、Wyzeはバッテリー駆動と有線の屋外オプションを提供していますが、2K以上のものは55ドル以上で、サブスクリプション料金を支払わない限り、録画オプションは利用できません。
C120のその他の特徴としては、特定の状況になると起動するデュアルスポットライトや、カラーナイトビジョン機能を持ったスターライトセンサーがあります。また、フルデュプレックスの双方向通話機能を備えているので、自宅で何が起きているか聞いて、状況に応じて話しかけることもできます。そしてアラートには録音した自分のオーディオを再生することも可能です。
Tapo C120は屋内でのペット・ベビーモニタリングとしても、屋外でのセキュリティ対策としても使用できます。一般消費者が簡単に設置できるように、マグネットと調節可能なスタンドで使用することもできます。赤外線ナイトビジョンモードや赤ちゃんの泣き声・ペットのアラート機能は、ペット・ベビーモニタリングとしての屋内使用に適していますし、人物や車両向けの無料のAI駆動型スマートアラートは、玄関や車道の監視用屋外カメラとしても役立ちます。
ただし、防水ではないので利用する場所は限定されます。
カメラはTapoスマートホームアプリと連携し、AlexaやGoogle Homeとの互換性があります。スマートディスプレイにライブ映像をストリーミングすることも可能です。Tapo C120は現在Amazonで購入可能です。
Psync Camera Genie S:世界初GPT搭載セキュリティカメラ
The Psync Camera Genie S is an AI-powered security cameraThis inexpensive motorized pan/tilt camera is interesting evewww.techhive.com
2023年11月1日、Psync Labsはブランド初の製品となるGenie Sセキュリティカメラを発表しました。このカメラは、コンピュータービジョンと生成型AI(GPTを使用)を組み合わせて、視覚的に捉えたものを文章で説明する機能を持っています。従来のスマートセキュリティカメラは動きを検知してもそれが何であるかを理解することはできませんでしたが、Genie Sはそれ解決できます。
Genie Sは、2Kビデオを出力する5メガピクセルカメラ、上下左右の首振り機能、4つのLED、マイクとスピーカーを備えています。しかし、このカメラの最大の特徴は、GPTを使用したビューセイ(ViewSay)というトランスクリプションツールです。ビューセイはカメラでが視覚的に捉えた内容を文章で説明することができます。物体を識別し、起きた出来事を時間も合わせて整理しているので、文章で検索することができます。
このサービスは現在99セント/月で提供されていますが、試用期間が終わる頃には7ドル/月に値上がりする予定です。Genie Sには32GBと64GBの内蔵ストレージオプションがあり、それぞれ35ドルと40ドルで販売されています。映像や音声の品質は、特に高価なハードウェアと比較すると見合った価格だと思われます。 Psyncは、このカメラのデータをAWSインスタンスを基にしたAIモデルで処理し、256ビットAES暗号化で保護しています。記録された映像はローカルに保存され、最初のフレームのみクラウドに送信されて分析が行われます。
全体として、PsyncのGenie Sはスタンダードなセキュリティカメラに新たな価値を提供しようとしていますが、現時点ではまだ実験的な段階にあり、より多くのデータが必要です。
最後に
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