【スマートホームニュース】SamsungのGalaxyスマホが鍵に!2025年のスマートロック革命とOliverIQのAI搭載スマートホームハブがもたらす未来の暮らし。

X-HEMISTRY SamsungのGalaxyスマホが鍵に

SamsungのGalaxyスマホで鍵があく!2025年から実現するタップ&ハンズフリー解錠とは?

2025年には、Galaxyスマートフォンとスマートウォッチを使って、スマートロックをワンタップで、もしくはUWB(超広帯域通信)を利用して完全にハンズフリーで解錠できるようになります。

2025年、Samsungユーザーは、iPhoneユーザーには当たり前になった機能を手に入れることになるでしょう。それは、スマートドアロックを解錠するためにスマートフォンやスマートウォッチでタッチするだけで開けられるようになります。ついにSamsungユーザーも、鍵を探したり、スマホのロックを解除してアプリを開いたりする手間がなくなり、スマートフォン自体が鍵の役割を果たすようになります。

今週、SamsungはSamsung WalletのDigital Home Key(デジタルホームキー)に新しいAliroスマートロック標準を採用すると発表しました。これにより、対応するスマートロックはスマートフォンを近づける解錠とハンズフリー解錠が可能になります。

現在のところ、Samsungウォレットにスマートロック用のデジタルキーを追加し、アプリ開いて施解錠をスマートフォンから行うことができます。しかし、この新しい機能では、スマートフォンのロックを解除したり、アプリを開く必要はありません。スマートフォンやスマートウォッチを近づけるだけでドアを開けることができます。

このタップ解錠機能は、Appleの現在のHome Key(ホームキー)機能と同じです。ドアに近づき、時計やスマートフォンをかざすだけでドアが開くのです。これは、まるで玄関でApple PayやSuicaなどの交通系ICの支払いをするようなものです。「私たちは、SamsungウォレットにAliro標準を採用し、2025年にはDigital Home Key(デジタルホームキー)を提供します。」と、Samsung SmartThings USの責任者であるMark Benson氏はThe Vergeのインタビューで語りました。彼は、これによりGalaxyデバイスのユーザーが、Samsungウォレットのデジタルホームキーを使って、Aliro対応のロックをスマートフォンやウォッチのタップで開けられるようになると説明しています。「また、UWBを搭載していれば、ドアが自動で開くことも可能です。」と付け加えました。

ロックとモバイルデバイスの両方にUWB(超広帯域通信)ラジオが搭載されていると、双方が連携してユーザーの正確な位置を把握し、家の外から近づいてくると自動的にドアを解錠できるため、さらにハンズフリーな体験が可能になります。Appleも今年初めに、UWBを利用したハンズフリー解錠をApple Homeのスマートロックでサポートすると発表しています。

Aliroは、Connectivity Standards Alliance(CSA:コネクティビティ標準アライアンス)によって開発されたスマートロックの新しい標準規格で、同アライアンスはスマートホーム標準規格「Matter」の背後にある組織です。Apple、Google、Samsungと主要なロックやチップの製造会社が協力して、Matterと同様にAliroも開発されています。最初の仕様は2025年にリリースされる予定で、NFCおよびUWBプロトコルをサポートします。NFC(近距離無線通信)ラジオはタップ解錠機能を実現し、UWBはハンズフリー解錠を可能にします。重要な点として、これらのプロトコルはすべてスマートフォンとロック間でローカルに機能するため、インターネット接続が不要です。

現在のところ、Aliro標準に対応するスマートロックはまだ存在しませんが、来年には登場する見込みです。SamsungとAppleがAliroの採用を表明したことで、スマートロックの製造業者は、iPhoneとGalaxyの両方のデジタルウォレットに対応するために、単一の標準規格に対応するだけで済むようになります。次はGoogleの番です。

https://www.theverge.com/2024/10/3/24261118/samsung-digital-home-key-smart-door-lock-aliro-uwb

OliverIQスマートホームハブが進化!AIチャットボットOllieで快適なスマートホーム体験

OliverIQ Hubには、OliverIQの多言語対応技術サポートチャットボット「Ollie」が搭載されます。  

OliverIQは、スマートホームソリューションを広範な市場に提供するために設計された「Smart Home as a Service(SHaaS)」プラットフォームであり、本日、AIを搭載したOllieチャットボットによるカスタマーサポート機能を備えたOliverIQ Hubの提供を発表しました。このスリムで手頃な価格のプラグアンドプレイデバイスは、OliverIQのサービスプロバイダーが新規および既存の顧客に包括的なスマートホームサービスとオンデマンドデバイスサポートを提供できるようにします。

OliverIQのサブスクリプションサービスは、ISP(インターネットサービスプロバイダー)、セキュリティ業者、住宅建設業者、プロのインテグレーター、および小売業者を通じて独占的に提供され、今日の主要メーカーのスマートデバイスとシームレスに統合され、OliverIQアプリで全宅のコントロールが可能です。アプリ内で数回タップするだけで、家の安全性、快適さ、効率性、便利さを向上させる「体験(Experiences)」と呼ばれる高度なオートメーションを有効にできます。「外出モード」では不在時の状態ををシミュレーションすることができ、「起床ルーティン」では照明、音楽、カーテンなどをコントロールし快適な一日のスタートを演出できます。

OliverIQのプロバイダーは、自社のハードウェア(ルーター、コントロールパネル、サーモスタットなど)にOliverIQソフトウェアを埋め込むことができ、OliverIQ Hubを使用すれば、専用ハードウェアデバイスを介して迅速に顧客にSHaaSを提供できます。OliverIQのアプリとハードウェアはホワイトラベル化も可能です。

「OliverIQは、サービスプロバイダーを顧客のスマートホームヒーローにします」と、OliverIQの共同創設者でありCEOのWill West氏は述べています。「今日の消費者は、すべての操作に別々のアプリやリモコン、スイッチを使うことに慣れています。帰宅してガレージを開け、ドアを開錠し、ライトを点けるために、少なくとも3つの別々の操作を行う必要があります。OliverIQを使えば、家があなたの到着を感知し、ガレージを開け、特定のドアを開錠し、サーモスタットを快適な温度に設定し、好みに合わせて照明やテレビをつけます。このソリューションは、デバイスの集合体を真の自動化システムに変えることで、サービスプロバイダーが顧客の『夢のスマートホーム』を初めて実現させます。

OliverIQ Hubは、壁のコンセントに直接差し込むことで、デバイスの検出および設定プロセスが自動的に開始されます。このHubは、Z-Wave、Zigbee、Wi-Fi、Bluetoothなどの主要な接続がサポートされており、Matter対応も予定されています。OliverIQは無制限のデバイスを制御でき、無制限のリモートサポートが提供され、ユーザーは好きなブランドの新しいデバイスをいつでも追加できます。

https://www.securityinfowatch.com/residential-technologies/smart-home/product/55235873/oliveriq-oliveriq-smart-home-hu